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更新日:2017年1月19日
7月8日、昭和の大横綱大鵬、納谷幸喜(なやこうき)さんの偉大な功績を称えるため、「横綱大鵬顕彰コーナー」をオープンしました。当日開催したオープニング式典では、大鵬さんの経歴を歌った相撲甚句から始まり、大鵬夫人のあいさつや、名古屋場所5日前にも関わらず、大鵬部屋を継承した大嶽部屋からも、親方と大砂嵐関が、お祝いに駆けつけてくれました。厳粛な中にも和やかな雰囲気の中、無事式典を終えることができました。本区初の名誉区民でもある大鵬さんが、昨年1月にお亡くなりになってから構想し、1年半でオープンできたことに私も感無量です。
大鵬部屋の看板や、優勝賜杯のレプリカや化粧回しなど、数多くのゆかりの品を展示するこのコーナーは、何よりも大鵬さんのご家族のご理解とご協力がなければ実現できませんでした。改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。大嶽部屋からも程近い、白河一丁目にある江東区深川江戸資料館1階ホールに開設しました。見学は無料でできますので、多くの皆さんに、ぜひご覧いただきたいと思っています。
本区には大嶽部屋の他にも、北の湖、伊勢ヶ濱、朝日山、尾車、錣山、高田川の計7つの相撲部屋があります。また富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥地と言われ、境内には横綱力士碑と大関力士碑があり、新たに誕生した横綱は土俵入りを奉納します。相撲との深い関わり。これも江東区の魅力のひとつです。伝統と未来。色々な魅力をいかしながら、より魅力的で住みやすい街にして行く努力を、これからも続けて参ります。努力を継続する大切さは、大鵬さんも話されていたことを思い出します。
江東区深川江戸資料館1階ホールに開設
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