区政最前線～区長室から～平成25年12月

12月1日付で民生・児童委員と主任児童委員が改選され、私から委嘱状の伝達を行いました。これは三年に一度の改選で、町会や自治会など地域団体から推薦いただいた、社会福祉に熱意のある方を、厚生労働大臣が委嘱をするものです。
委嘱を受けた264人の民生・児童委員の皆さんは、それぞれ担当の地域を受け持ち、地域内のお年寄りやこども、障害者の方々などの、生活に密着した相談にのり、親身に助言を行ったり、区役所や関係機関につなぎ、より良い解決策に結びつける重要な役割を担います。
また、16人の主任児童委員さんは、こどもたちの福祉向上のため、学校や児童相談所と連携をとりながら活動しています。
私も本区の政策を推し進める中で、さまざまな分野での民生・児童委員の皆さんの活躍を常日頃から見聞きし、大変心強く感じています。
東日本大震災以降、地域社会を支え、地域のつながりを大切にする取り組みが重視されています。近所のお年寄りに元気がなければこちらから声をかけ、地域での孤立を防ぐ。困った時には、隣近所みんなで力を合わせて助け合う。この気持ちを持つことが大切です。その要のひとつになるのが、民生・児童委員の皆さんだと思います。
区民の皆さん。どうか困ったことがあれば一人で悩まず、お気軽に担当の民生・児童委員さんに相談してみてください。必ず親身に応じてくれます。
民生・児童委員の、地域に根差した地道な活動が、本区を住みよいまち、安心安全なまちにしていきます。より良い江東区をつくるため、これからもご協力をお願いいたします。