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更新日:2017年1月19日

区政最前線~区長室から~平成25年2月

名誉区民 第四十八代横綱 大鵬幸喜さんを偲んで

1月19日、江東区名誉区民の大鵬幸喜さんが亡くなられました。大鵬さんは、昭和42年、27歳から本区に在住で、平成21年1月に本区初の名誉区民として顕彰されました。昭和15年に、樺太・敷香郡敷香町(現在のサハリン)に生まれ、昭和31年に初土俵、昭和35年1月に入幕するやその年11月には初優勝し、史上最年少で大関に昇進しました。以後2度の6連覇や45連勝、幕内優勝は実に32回と、その功績はすばらしく、当時のこどもの好きなものを並べて「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉があったほど人気がありました。
私の心の中には、ケーブルテレビの区の情報番組「江東ワイドスクエア」の企画で新春対談をした思い出があります。収録は平成21年12月に大嶽部屋の大鵬道場を訪ね、稽古土俵を背に行いました。土俵を見ながら「表面上は何の変哲もない土俵ですが、ここには人生のあらゆるものが埋まっています。現在の弟子たちには、その埋まっているものを掘り起こしなさい、と伝えています」という印象深い言葉がありました。また、相撲界には「3年先の稽古をしろ」という言葉があって、今日行った稽古がすぐ明日に実を結ぶわけではないこと、努力を継続することの大切さを話されました。
この収録よりも以前に大鵬さんに書いていただき、区長室に今でも飾っている「忍」の文字について語る中では、オリンピック・パラリンピックの招致について、次世代のため、2020年の招致もあきらめずに挑戦することを誓いました。
大鵬さんの大変温かみのある微笑みを今でも忘れません。
名横綱大鵬、納谷幸喜さんのご冥福をお祈りいたします。

名横綱大鵬、納谷幸喜さんのご冥福をお祈りいたします。

名横綱大鵬、納谷幸喜さんのご冥福をお祈りいたします。

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