区政最前線～区長室から～平成24年11月

来る11月12日（月曜日）、ティアラこうとう大ホールで、2020オリンピック・パラリンピック東京招致の応援イベントが開催されます。
本区にお住まいのロンドンオリンピック銀メタリストの杉本美香選手（女子柔道）をはじめ、こうとうこどもスポーツデーにもご参加いただいたことのある佐藤真海選手（走り幅跳び）と増田明美さん（スポーツジャーナリスト）、そして、銀メダリストの三宅宏実選手（重量挙げ）にもご参加いただきます。
今夏のロンドンオリンピック・パラリンピックの様子をテレビなどで見聞きしておりますと、スポーツの祭典ではありますが、セレモニーは音楽や演技など芸術的な表現にあふれ、ユニホームやメダルはデザイン化されて、オリンピック・パラリンピックは、総合的な文化を発信する祭典なのだと改めて感じました。日本で開催されれば、優れた日本文化の美や技術が、国際社会にブランドとしてその価値を知らしめることになります。
また、特にパラリンピックの開催は、障害のある選手や役員、観戦者を国内外から大勢お迎えすることになります。駅や歩道橋のエレベーターやスロープ、段差解消、外国語による案内看板の設置などなど、競技会場周辺だけでなく、広範囲でノーマライゼーションの視点に立った安全・安心で快適なまちづくりが加速されるでしょう。
2020年の日本はどうなっているでしょう。憂えているばかりの日本をこのまま次の世代に引き渡す訳にはいきません。私が、招致応援をする理由は、こどもたちの明るい未来づくりのためでもあるのです。