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更新日:2017年1月19日
9月、敬老の日を前に、ご高齢者宅を訪問しました。今年は、96歳と93歳のお二方を訪ね、ご家族や民生委員、町会長など地域の方々とともに長寿を祝福してまいりました。元気そうな笑顔に接することができ、私としても大変うれしい限りです。
ティアラこうとうで毎年開催しております「敬老の集い」には、本区にお住まいの満75歳以上の方に招待状をお送りしておりますが、その数が本年初めて4万人を超えました。ご長寿にお祝い申し上げます。
高齢になっても、住み慣れた地域で安心して暮らせる地域社会づくりは、行政の大きな課題です。なるべく達者に暮らし、たとえ一人になっても不安無く生活できるような社会づくりのため、さまざまな支援やしくみを今後も推進してまいります。
しかし、そのためには皆さんの自助、共助も必要です。高齢になっても運動し、仲間との交流やボランティア活動に参加し健康維持に努める自助。地域の方々による、声掛けやサロンの設立などの共助。また、行政によるさまざまな事業の実施や支援、人材育成を図る公助。高齢者ご自身、家族やご近所、行政の3つがそれぞれの役割に努め、連携し補完し合うことで、自助、共助、公助は達成されます。
そして、「健康寿命」の延びと包容力のある地域コミュニティが生まれ、豊かな高齢社会の形成が図られるのです。
どうか、一人きりの高齢者を生まないでください。「絆」を持ちましょう。高齢者からも、相談したり、参加したり、事業を活用することで「絆」がもう一歩深まるかもしれません。
誰でもいつかは高齢者、笑顔のある高齢社会を築きましょう。
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