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更新日:2017年1月19日

区政最前線~区長室から~平成24年6月

中央防波堤埋立地は江東区の歴史とともに

中央防波堤埋立地は、平成8年に内側埋立地が竣功したにもかかわらず、未だに帰属が決まっておりません。江東区と大田区がともに帰属を主張して今日に至っております。
埋立地が現在の姿に至る歴史から、江東区以外の帰属はありえません。帰属問題は、本区が長年苦しんできた「ごみ問題」と切っても切れない関係にあり、現在の江東区の「すがた」は、多くの先人達のたゆまぬ努力によってもたらされてきております。このことだけは決して忘れてはいけないと思っています。そして、この帰属問題はその象徴とも言えるものだと思います。
大田区は、平成14年に中央防波堤外側埋立地と大田区城南島が臨海トンネルによって結ばれたことや地場産業である海苔の養殖場があったことにより、帰属を主張しています。
しかし、海苔の養殖は主に青海あたりだったかと記憶しております。現在本区の青海と繋がっているトンネルは、昭和55年に開通しており、毎日5千台を超えるゴミの運搬車が何十年と江東区を通ってきておりました。当時の収集車は、汚い水を垂らしながら走行していることも多く、悪臭を放っておりました。私は東京都に対して、この問題に対する特段の協力を強く求めていきます。本区と東京都の間には、ごみ問題を始めまちづくりや環境問題に関して、昭和30年代から約半世紀にわたって、長い時間をかけ、さまざまな協力のもとに問題を解決してきた信頼関係と歴史的経緯があります。こうした認識を機会あるごとに強く訴え、これからもより一層働きかけてまいります。また、大田区には正しい判断と理解を求めてまいります。

未だ帰属が決まらない中央防波堤埋立地。江東区はこれからも帰属を主張していきます。

未だ帰属が決まらない中央防波堤埋立地。江東区はこれからも帰属を主張していきます。

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