結核について

最終更新日:2011年08月12日 10時05分

結核とは

結核菌が体の中に入ることによっておこる病気です。結核を発病し排菌(結核菌を体の外に出すこと)した患者がせきやくしゃみをすると、飛沫(しぶき)と共に結核菌が空気中に飛び散ります。それを周囲の人が吸い込み、菌が体内に残ると感染した状態になります。感染すると10人に1人か2人程度発病するといわれています。
※江東区でも毎年100人以上の方が新たに結核と診断されており、結核は過去の病気ではありません。
感染と発病のちがい
編集 東京都福祉保健局(23福保健感第385号)

結核の症状

発病しても最初のうちは症状がほとんどありません。病気が進行すると、せき、たん、発熱といった風邪のような症状があらわれます。このほかにも痰(たん)に血が混じる、食欲が減る、体重が減る、胸の痛み、息苦しいなどといった症状が出ることもあります。
※発病しても排菌していない場合や、きちんと服薬して治療した場合は他の人に感染させる心配はありません。


結核の治療

病状に応じて入院して治療する場合と、外来通院で治療する場合があります。現在は治療効果の高い薬が開発されており、半年から1年ほど、きちんと毎日服薬すれば結核は治る病気です。治療を続けていくため、結核医療費の公費負担制度や、保健相談所の保健師等による服薬支援(DOTS、ドッツ)を実施しています。


結核を予防・早期発見するために

①医師の診察
発見が遅れると重症化する場合があります。2週間以上せきや風邪の症状が続いていたら早めに医療機関を受診しましょう。

②定期健康診断
早期発見のため、年に1回は健診などで胸部レントゲン検査を受けましょう。保健相談所では結核定期健康診断を実施しています。

③健康管理
免疫力が低下すると発病しやすくなります。十分な睡眠、バランスのとれた食事、規則正しい生活、適度な運動を心がけましょう。

④咳エチケット
咳やくしゃみをするときはマスクをつけるか、ティッシュで鼻と口を覆い、周りの人から顔をそむけましょう。

⑤予防接種(BCG)
生後6か月まで定期予防接種として実施しています。効果は10~15年程度で、小児の重症結核予防が期待されています。

⑥接触者健診
結核を発病した患者が他の人に感染を広げるおそれがある場合、保健相談所では患者本人の病状や接触状況などをふまえ、健診が必要な方へご連絡をしています(感染症法第17条に基づき実施)。


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