江東区教育問題懇談会

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最終更新日:2005年06月20日 12時02分

江東区教育問題懇談会について

江東区教育問題懇談会について

 近年、地方分権が進展する中、地方公共団体は、保護者や地域のニーズに応じた教育行政を主体的に展開していくことが強く期待されています。
 一方、国においては教育委員会制度の見直しや6・3制の弾力化など、わが国の教育制度そのものが大きな変革の時期にあります。
 本区においても、平成13年3月に区長の私的機関である「21世紀における江東区の教育のあり方を考える懇談会」提言を受け策定された「教育改革江東・アクションプラン21」に基づき、学校の特色づくり支援、ブリッジスクールの開設、学校選択制度の導入など様々な取り組みを行ってきました。
 しかし、学校週五日制の完全実施に伴い関心が高まっている児童・生徒の学力向上をはじめ、二学期制や学校適正配置等、本区として早急に取り組むべき課題があり、この解決のため、区長としての立場から、区の有識者に広く意見を聴き、今後の教育行政に生かしていくため江東区教育問題懇談会を設置しました。


第1回江東区教育問題懇談会概要

1 日 時  平成16年12月21日(火)午後5時から午後7時

2 開催場所  区役所 4階 庁議室

3 出席委員                     欠席委員
  石川洋美委員    高川清明委員        小林和夫委員
  伊藤貫造委員    平田廣志委員
  岡田文彦委員    宮村忠委員
  柿澤弘治委員    山本展子委員
  川野堂子委員

4 会議の概要
座長が未定のため座長が選任されるまでの間、政策経営部長の司会により懇談会が進行しました。
 (1)あいさつ
   室橋昭区長から懇談会の主旨等のあいさつがありました。
 (2)懇談会委員について  
   出席・欠席の委員の紹介、事務局方の紹介がありました。
 (3)座長の互選について
   宮村忠委員が互選により座長に選出され、宮村座長から就任のあいさつがありました。
 (4)座長代理について
   宮村座長から座長の職務代理として高川清明委員を指名したいとの発言があり、了承されました。            
 (5)懇談会の運営について
   ・懇談会の公開等の取り扱いについて
    懇談会の会議は、原則公開とし、傍聴は「会議傍聴に関する取り扱いについて」により進めることとなりました。
 (6)懇談会の検討課題について
   室橋区長から懇談会の検討課題についての依頼説明がありました。
  
  その後、各委員からそれぞれ自己紹介を兼ねた発言(意見)がありました。


第2回江東区教育問題懇談会概要

1 日 時  平成17年1月17日(月)午後3時から午後5時

2 開催場所  文化センター 5階 第6会議室

3 出席委員                    
  石川洋美委員    小林和夫委員        
  伊藤貫造委員    高川清明委員
  岡田文彦委員    平田廣志委員
  柿澤弘治委員    宮村忠委員
  川野堂子委員    山本展子委員

4 会議の概要
宮村座長の司会により懇談会が進行しました。
(1)学力向上等について
【委員の意見の要旨】
〇二学期制の実施は、授業時間数の確保の点から非常に良い。
〇江東区こそ地域と協力して行なうコミュニティースクール型を目指すべき。
〇学校選択制は、地域運営型を導入していかないと子どもは戻ってこない。
〇15歳までは地域が責任を持つべきである。基礎学力は強制して詰め込むほうが良い。基礎学力が出来た段階からは、もっと自由に羽ばたいてほしい。
〇地域をブロックに分け、小学校と中学校をグループ化し、地域特性を生かした教育環境づくりをしてはどうか。
〇マンション化が進み、江東区の地域特性が変化する中で、居住する望ましい地域として、教育を含めた教育力のある地域も選択基準になると思う。
〇学力向上には、授業時間数が十分にあることが必要。地域の特性を生かすことをこれから選択制も成立させていく中で考えていくべき。
〇学校選択制をしながら、区独自の学力テストをしない方針は矛盾している。選択の基準を示さないと風評だけで生徒が流れていく。
〇風評は、隠すと飛び交う。学力テストをして、その結果を解析し、次へ結ぶためにこう行うと公表すればよい。
〇教育は教育だけでは良くならないし、地域だけでも良くならない。教育のレベルと地域のレベルが拮抗していかなければだめ。意識が高い地域を育てなければいけない。
〇二学期制と学力テストの問題と、それから学校選択制と、地域性化というのは、非常に絡み合っている。
〇本当に子どもの学力をつけるために、家庭の教育力をどう高めるかが重要になる。
〇卒業生、サッカー選手等まちのプロに1~2日きてもらって地域力を活用する。


第3回江東区教育問題懇談会概要

第3回江東区教育問題懇談会 概要

1 日 時  平成17年1月31日(月)午前10時から12時

2 開催場所  文化センター 5階 第6会議室

3 出席委員                    
  石川洋美委員    小林和夫委員        
  伊藤貫造委員    高川清明委員
  岡田文彦委員    平田廣志委員
  柿澤弘治委員    宮村忠委員
  川野堂子委員    山本展子委員

4 会議の概要
宮村座長の司会により懇談会が進行しました。
(1)学力向上等について
【委員の意見の要旨】
〇地域力に密着した教育力を高めていくのが江東区らしい考え方である。
〇学習支援員は、教育支援員制度などをつくり希望者を募って、研修を実施し採用したらどうか。
〇学力向上策として重要な問題として、授業力アップ、教育力アップの方策が必要。
〇学力向上策には、教職員の教育力向上策もあってほしい。 
〇学校独自で学力調査をやり、他の例を参考にしながら江東区方式で実施してほしい。
〇2、3週間田舎へ行って、農業に取り組みながら先生と一緒に学ぶというような都市・農村学童交流計画を実施したらよい。
〇江東区に2つの大学があり,この大学生を活用して学問の連携を働きかけてはどうか。


第4回江東区教育問題懇談会概要

1 日 時  平成17年2月22日(火)午後1時30分から午後3時30分

2 開催場所  文化センター 5階 第6会議室

3 出席委員                    
  石川洋美委員    小林和夫委員        
  伊藤貫造委員    高川清明委員
  岡田文彦委員    平田廣志委員
  柿澤弘治委員    宮村忠委員
  川野堂子委員    山本展子委員

4 会議の概要
宮村座長の司会により懇談会が進行しました。
 (1)学力向上等について
    教育問題懇談会報告書骨子(案)、学力向上のための施策「江東区まなびプロジェクト」について説明し、各委員に意見を伺いました。
【委員の意見の要旨】
〇「江東区まなびプロジェクト」の参考例をつくるときに、内容は先生がいろいろ工夫してつくり、表現は広告会社にイラスト入りをつくらせたりしたほうがより効果がある。
〇マニフェストは、目標を掲げたらそれを後でフォローアップすることが大事である。掲げた以上は、結果を公表する覚悟で実施する必要がある。
〇最初に関心をもたせる授業をする。それから意欲を持たせて,それで特訓をやったら学力向上に効果がある。
〇授業と指導は、はっきり分けている。指導は指し示して「こういこう」と。授業はいっしょにやって「どうするあなたは」という形である。
〇授業力は、習熟度に合わせた授業展開ができるかどうかということである。
〇塾の先生と現場で悩んでいる先生方と定期的に対話をしてもらうと良い。
〇今の先生方は、人材としてはレベルが高い。しかし弱点は生徒がわからないことがわからないわけで、子どもとのギャップを起こしている。いろいろな原因を考えたほうが良い。
〇私立学校の先生との対話、教員OBとの対話をやってはどうか。
〇OBの校長先生に、学校の先生になりたい人をサポートしてもらえれば一番良い。
〇現場を見て、ここはこうしたら良いと、先生がお互いに議論しても良いと思う。そう言う形で、指導力、授業力を高めていく何か工夫が必要ではないか。
〇学力を向上させるためには、区全体として偏差値等の目標設定をして日々継続して目標達成に努めると良い。
〇本を選ぶことは、読書をすることである。本を読むことは素晴らしいということをなにかかたちにしてほしい。
      以上


第5回江東区教育問題懇談会概要

1 日 時  平成17年3月16日(水)午後1時30分から午後3時15分

2 開催場所  文化センター 5階 第9会議室

3 出席委員                    
  石川洋美委員    小林和夫委員        
  伊藤貫造委員    高川清明委員
  岡田文彦委員    平田廣志委員
  柿澤弘治委員    宮村忠委員
  川野堂子委員    山本展子委員

4 会議の概要
宮村座長の司会により懇談会が進行しました。
 (1)江東区教育問題懇談会報告書(案)について
    「江東区教育問題懇談会報告書 (案)」について説明し、各委員に意見を伺いました。
【委員の意見の要旨】
〇日本の場合、家庭にいるとき机に向かっている時間が平均より少ない。ほかの国の子どもたちは机に向かっている時間が長いと新聞に書いてあった。家庭に帰って机に向かう時間をある程度義務付けたほうが良い。
〇子どもが三十数人いると7月ぐらいになると子どもの熱気がすごい。子どもたちも足から、背中から汗だらけで、ハンカチやタオルをまいて授業をしている。普通教室の冷房化は賛成である。
〇冷房化はやむを得ないが、何でも人工的な環境の中で子どもたちが生活していくことに慣れるのは決して良くない。
〇地球温暖化のためのCO2排出削減にもなるので、屋上緑化、壁面緑化等の省エネ校舎の実現も合わせて検討すべきである。
〇今、教室は湿気がすごいので冷房はしなくても除湿はやらないと。
〇「アメリカやイギリス、フランスでは」と国名が書いてあるが、PISA(※注)の結果等を見るとその国はいずれも下降線をたどっている。
   〇 イギリスはブレア首相が教育、教育と熱心に訴えて、認められたがまだその結果が出ていない。危機感を抱いて教育強化といったのであり、実情に危機感を持ちという文章を入れてほしい。
〇順位にとらわれず世界の先進国が教育問題に一生懸命であるという文章を示した方が良い。
〇教員の人事権や教育予算の地方分権化が一層進められるよう、国や都に対して要望するというのを入れたほうが良い。区ばかりでなく国や都に対しても要望する姿勢が必要である。
〇「読み・書き・計算」と書いてあるところを計算の後ろに括弧内で(そろばん)と平仮名で入れた方が下町らしくて良い。
(※注)PISAとは、OECD(経済協力開発機構)生徒の学習到達度調査を言う。
      以上


第6回江東区教育問題懇談会概要

第6回江東区教育問題懇談会 概要

1 日 時  平成17年3月30日(水)午後1時30分から午後2時50分

2 開催場所  区役所 4階 庁議室

3 出席委員                    欠席委員
  石川洋美委員    平田廣志委員        小林和夫委員
  伊藤貫造委員    宮村忠委員         高川清明委員
  岡田文彦委員    山本展子委員
  柿澤弘治委員    
  川野堂子委員

4 会議の概要
宮村座長の司会により懇談会が進行しました。
 (1)江東区教育問題懇談会報告について
    「江東区教育問題懇談会報告書」が宮村座長から室橋江東区長に提出されました。その後、区長と委員の懇談がありました。
【委員の意見の要旨】
〇報告については,具体化すべきことは具体化する。具体化できないことは出来ないと見極める。それを事後に必ず報告する必要がある。
〇皆さんの意見に一歩でも二歩でも前に進めるよう動いてもらい、それを契機に江東区の教育問題が活性化するようにしてほしい。
〇読み・書き・そろばんが基礎である。これをしっかりとやらせるのが目的だといいきっているのは非常に良いと思う。読み・書き・そろばんは少なくとも基礎である。
〇読み・書き・そろばんと自分の意見を発表する能力というのは微妙に関連していると思う。読むというのは,黙読ではなく声を出して読む日本語、音読が必要である。
〇あまり現場に密着していない意見というのが大改革には大事であると思う。
〇地域が教育にも責任を持つ必要がある。地域のもとが親である。地域が学校にだけ任せておくのではなく、自分たちも教育に責任を持つ。このことが大事だよということが、この報告書の原点にあるので良かったと思う。
〇江東区の子どもの義務教育をどうしようかと、その視点で意見を言わせてもらった。
〇区長に要望するだけでなく国や都へ要望することも意見に加えた。
      以上


江東区教育問題懇談報告書について

平成17年3月30日(水)第6回江東区教育問題懇談会において、「江東区教育問題懇談報告書」が同懇談会より区長あてに提出されました。

内容については、下記のファイル(pdf形式)をご覧ください。


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