区長と話そう!こうと~く 平成21年10月23日実施

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最終更新日:2009年11月19日 09時46分
全体の様子
              全体の様子
●日 時
  平成21年10月23日(金)13時00分~14時30分
 ●会 場  
  豊洲区民館 第1・2洋室(江東区豊洲5-5-1-101)
 ●参加者
  豊洲子ども家庭支援センター利用者(6名)
   板場悦子さん
   上畠洋美さん
   久保田道子さん
   高比良麻美さん
   東原由佳さん
   柳沢愛子さん
 ●テーマ
  豊洲地区での子育てについて
 ●区側出席者
  区長、政策経営部長、児童課長、広報広聴課長
 ●概 要
  以下のとおり

1 区長あいさつ

【区長】
 皆さんこんにちは。今日はありがとうございます。参加してもらって嬉しく思います。
 今江東区は、毎年1万人ぐらい人口が増えています。こどもの人口も江東区は多子化の状況です。行政需要も多く、様々なご意見やご要望が寄せられていますので、今日は子育て真最中の若いお母さん達のお話をしっかり聴いて、区政に反映していきたいと思います。よろしくお願いします。


2 子育て環境について

 始めに、豊洲地区での子育ての環境についてお話を伺いました。

【上畠さん】
 道が広い、バリアフリー化が進んでいる、豊洲子ども家庭支援センターのような綺麗な施設があるというだけで、子育てはしやすいです。環境的にも、豊洲公園、豊洲6丁目公園などがあり、海を見ながら子育てができます。豊洲らしさを活かして、もっと親子で楽しめる環境を整備していただけたらありがたいなと思います。9割8分満足しています。
【区長】
 2分足りないというのは何でしょう。
【上畠さん】
 幼稚園です。
【東原さん】
 妊娠をきっかけに江東区に引っ越してきました。現在は育児休暇を取っていまして、1年経ちましたが、まだ保育園が待機ということで、育児休暇を半年延長する申請をしています。
 まだまだ働き盛りですので、来年の春には復帰して働きたいと思っていますので、保育園の問題を解決してほしいと思っています。
【高比良さん】
 保育園に関して、会社の制度的には、長く休みを取れる制度ができている会社がたくさんあると思うのですが、区の制度がそれに合わないので、もう少し保育園の利用期間を延ばしていただけると助かります。
【柳沢さん】
 絶対そこの幼稚園に行きたいからそこに入るという選び方ではなくて、そこしかないからそこに行かざるを得なくなっています。区立でいいと思っているのですが、区立は2年保育だから、私立に行くしかないということで。
【区長】
 幼稚園にしても保育園にしても、絶対数が足りないということですね。痛いほど分かります。
【上畠さん】
 江東区は2年保育です。お隣の中央区は3年保育ですが、なぜ江東区は2年保育なのか、そしてこれからも2年保育のままなのか。ビジョンがありましたらお聞かせ願いたいです。
【区長】
 行政改革で職員を減らしている中で、区立保育園を3年保育にすると、逆に職員を増やさなければなりません。それには経費が相当かかります。また、施設も増築しなければいけませんし、教室も増やさなければいけないのでお金もかかります。
 区立は2年保育で、3年保育は私立にお願いするという方針で、これからもいきます。
【板場さん】
 社会福祉協議会の「ふれあいサービス」を利用させていただいていました。ボランティアの方々が自宅に来ていただいて、食事の支度、掃除、買物などを産前産後のどちらか1か月という約束で契約し、来ていただいていましたが、もう少し長期間利用できたらいいなと思いました。
【区長】
 皆さん保育園のことを心配されていていますが、私が区長になる前は待機児が300人を超えていて、都内でワースト1でした。そこで、この2年間で、認可・認証保育所を23園作りました。1年目は待機児が219人まで減りましたが、今年の4月は300人を超してしまいました。全国でもまれに見るぐらい保育園をたくさん作りましたが、それでも足りません。今年も8園作っていますが、それで足りるかといったら足りません。
 非常に大変な状況でして、とにかくスピードを上げて、猛烈な勢いで認可・認証保育所を作っていますが、申し訳ないことに間に合いません。
 豊洲地区につきましても、「ゆらりん豊四保育園」とか「蓮美幼児学園第2とよすナーサリー」などいくつも作りましたが、それでもまだ足りません。また、分園は比較的簡単にできるので、「愛隣シャローム保育園」の分園を豊洲に作る準備をしています。できるだけスピードを上げて進めています。
 また、東雲に作っている認定こども園は、保育園と幼稚園を1つにした形になります。
【久保田さん】
 私は、両親に子育てを手伝ってもらえるという機会がほとんどありませんでしたので、子ども家庭支援センターが本当に支えになりました。ここがなかったら、家の中に引きこもっていたかもしれません。
【東原さん】
 私は引っ越してきたばかりで何も知らなかったので、家にこもっていましたが、偶然「ママひろば」(ららぽーと豊洲内にあった子育てママのためのコミュニティスペース。9月にクローズされた。)を見付けて、そこで、子ども家庭支援センターを紹介され、週3~4回通うようになりました。
【板場さん】
 豊洲子ども家庭支援センターをかなり利用させていただいていますが、とても混んでいることがあります。大きい子と小さい子が一緒になって遊べるのはいいと思うのですが、人数が多すぎて、事故や怪我が心配です。
 もうちょっと広さがあって、大きい子と小さい子が上手に使えるようになれば、今後も長く利用していきたいなと思います。
【区長】
 子ども家庭支援センターは区内に5つありますが、ちょっと豊洲は狭いですね。こういった施設は大事ですが、使う立場になると心配だと感じるかもしれないですね。
【高比良さん】
 児童館、子ども家庭支援センター、図書館など公共のこどもが遊べる場所が月曜日に全て休みなので、ローテーションでもいいから開けてくれることはできないでしょうか。
【区長】
 月曜日が休みというのは、かなり改良されています。児童館と子ども家庭支援センターの両方が月曜日に休みで困るという意見は、参考にして考えていきます。
【久保田さん】
 豊洲6丁目公園ができて、見晴らしも凄く良く、とてもいい所で、凄くありがたいのですが、日除けがありません。特に夏に、あそこに何時間もいるのは…。
【区長】
 亀戸や大島よりはるかに、南部地区には公園が多いです。江東区は一人当たりの公園面積が23区では第3位で、特に南部地区は圧倒的に多いです。
 豊洲6丁目公園を見て、豊洲の人は幸せだと亀戸や大島の人は言っています。我々は区内のどこも同じくらいにしたいのですが、新しい開発が進むと、マンションを作るなら公園を作ってくださいという条件を付けたりしますので、他の地区に比べると緑が多くなっています。ある意味、恵まれた環境ではあるのですが、日除けがないなど利用者ならではの意見がありますので、区はできるだけ早く対応するようにします。


3 下町への興味

様々なご意見を聴かせていただきました
       様々なご意見を聴かせていただきました
 南部地区で生活されている皆さんに下町の印象を聴いてみました。

【区長】
 皆さんは亀戸の方まで行かれますか。
【上畠さん】
 砂町銀座商店街をテレビで見ました。凄く楽しそうで、買い食いとかしてみたいと思いつつも、ちょっと遠いかなと。
【区長】
 下町では最高の商店街ですので、もっとお客さんを引っ張れないかなと思うのですが、皆さんは大型店に行ってしまいます。
【東原さん】
 私は下町が大好きなのですが、ベビーカーが通行の邪魔になってしまいます。こどもがもうちょっと歩けるようになったら、連れていきたいなと思っています。
【区長】
 亀戸の人達は豊洲に行くのは不便だと言いますが、皆さんも亀戸地区は遠いと感じているようですね。
【上畠さん】
 例えば、砂町に行くのにバスを1台借りていただいて、「今日砂町に遠足に行きませんか」というようなことがあれば、実費払ってでも行きたいとい人はたくさんいると思います。バス1台借りるとか公募するとかは行政でないとできないと思います。
【区長】
 おっしゃるように、観光協会がバスを借りて、豊洲の皆さんに宣伝して実行すれば、「行ってみようか」となって区民が1つになれるような気がします。今のお話を聞いて、なるほどと思いました。
【上畠さん】
 せっかくいい区ですし、区の中に楽しめる部分がありますので。そういうことがないと、台場や舞浜に行っちゃおうかと思ってしまうので、もったいないなと思います。
【区長】
 色々とお話を聴かせていただくと、アイデアが湧いてきます。
 他にもいいものがたくさんあります。いい店を探し歩いたりすると、豊洲地区とは違った下町の良さが発見できると思います。

4 豊洲地区の今後のプラン

 豊洲地区の今後の開発プランの話題になりました。

【上畠さん】
 江東区にはビッグサイトのイメージしかないまま引っ越してきたのですが、住んでみると主人共々気に入っております。もっともっと発展していただいて、ぜひ末長くお世話になりたいと思っておりますので、未来のプランや展望をお聞かせいただけると嬉しいです。
【区長】
 東雲に児童と高齢者の総合施設「グランチャ東雲」を作っていまして、平成23年4月にオープンします。お年寄りの施設をと考えていたのですが、もったいないからこども達のためにもということで、総合施設としました。
 また、豊洲文化センターの建物が古くなり、建て替えの時期に入ってきています。南北が不便だという話もありますので、シビックセンターといいますか、第2区役所といいますか、東陽町の区役所まで行かなくても様々なことができるようなセンターを作ろうと計画しています。その時に合わせて、この子ども家庭支援センターのような施設も大きくできるのではないかと考えています。
 教育施設としましては、豊洲西小学校を作りますが、地域開放型にして、授業のないときには、一般の方に体育館やプールを利用してもらうことを考えています。
 交通関係では、地下鉄8号線がこの豊洲から東陽町、住吉を通るという計画があります。区としてもっと動こうということで、国や都と折衝を始めています。
 最後に、総合病院を豊洲に作ります。「女性とこどもにやさしい病院」をキャッチフレーズとしますが、今猛烈なスピードで進めています。普通、病院作るのには10年ぐらいかかるところを5年以内で作ろうと思っています。
 このように豊洲地区はやることがたくさんありますし、新しい住民が多いので、子育ての問題などの要望が多いです。
【柳沢さん】
 今後小学校を1つ増やされるということですが、それで足りるのでしょうか。また、中学校は豊洲には深川第五中学校だけだと思うのですが。
【区長】
 今度有明に小中学校を作ります。
【柳沢さん】
 豊洲に1つだけで足りるのでしょうか。
【区長】
 中学校はそれで大丈夫です。こどもの数を調べてきちんとやっているので、心配ありません。


5 本日の感想

「一緒にいいまちを作りましょう」
         「一緒にいいまちを作りましょう」
【東原さん】
 まだまだ問題はたくさんあると思ったのですが、直接区長とお話しをして、曇っていたところがすっきりとしました。これからの江東区が楽しみでワクワクしたので、今日はとても良かったです。またこんな機会があればいいなと思います。
【高比良さん】
 保育園に関しては、今後も期待するところがたくさんありますが、商店街のことなど普段生活していく中では知らなかったことをたくさん知ることができましたし、今後の開発に関しての情報なども教えていただいたので、凄く楽しい会になりました。
【上畠さん】
 住んでいて非常に快適ですし、主人はいつも、ここは本当に住民税を払っている甲斐があると言っています。
 要望を言うだけではなくて、私達もこれから住んでいく上で、こどものマナーやしつけなど努力していかなければいけない部分がたくさんあると思います。区民と区とが協力し合って、もっともっといい区になっていただけたらいいなという意識が今日生まれて、非常に有意義でした。ありがとうございました。

6 区長から参加者の皆様へ

【区長】
 皆さんの声を聞いて、子育てがいかに大変か、また、皆さんの意見や要望に対して区はもっとスピードを上げてやらなければいけないと実感しました。こうした機会を捉えて、皆さんのご意見を聴いていくという姿勢をこれからも貫いていきたいと思います。
 今のお話のように、新しい方向性が見えたということを喜んでいただいて、大変嬉しく思いました。
 皆さんのように新しく江東区に来られて10年以内の方と、50年も60年も住んでいる人達が、1つに溶け合うといいますか、触れ合うといいますか、できるだけ1つになってもらうということが区にとって大きな課題です。これはなかなか難しいことで、今後どうやって融和を図っていくかということが私の一番の悩みの種です。
 基本構想に「みんなで作る」という言葉を入れました。「みんなで作る伝統、未来 水彩都市・江東」が江東区のキャッチフレーズです。「みんなで作る」ということは、行政だけ一生懸命やってもうまくいくはずがなく、住んでいる皆さんと一緒になって、考えて活動していかなければいいまちはできないという意味です。一緒にいいまちを作りましょう。お願いします。
 今日はありがとうございました。
参加者の皆様とお子さんと一緒に
参加者の皆様とお子さんと一緒に

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