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更新日:2024年1月16日

熱中症にご注意ください

 熱中症は、急に気温が上昇して蒸し暑い日に起こりやすく、屋外だけでなく屋内でも発生します。特に高齢者や幼児は、暑さに対する体温調節機能や発汗反応が十分ではなく、体に熱がこもりやすくなるため特に注意が必要です。熱中症は予防すれば防ぐことができますので、正しい知識をもち、適切に熱中症予防を行ってください。

 熱中症の予防方法

水分・塩分の補給涼太郎からのお願い
のどの渇きを感じなくても、こまめに水分を補給しましょう。
汗や尿の量が、普段より少なくなったり、尿の色が濃くなったらご注意ください。

熱中症になりにくい住まいの工夫
冷房や扇風機を適度に使い、室温の上昇を抑えましょう。
すだれ、打ち水、遮光カーテン等を使い、日差しを遮って室温を上がりにくくしましょう。

体調に合わせた対策

こまめに体温を測定し、保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体の冷却を行いましょう。
通気性がよく、吸湿、速乾機能の高い衣服を着用しましょう。


外出時の心がけ
日傘や帽子を活用しましょう。
長時間の行動はせず、風通しの良い日陰等でこまめに休憩を取りましょう。
できるだけ、日中の外出は控えましょう。 

熱中症の症状と対処方法

熱中症とは、高温多湿の時に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体内に熱がたまり、多量の発汗、めまい、吐き気、倦怠感などの症状が現れることをいいます。けいれんや意識障害をおこし、重症になることもあります。 

軽度な症状でも、急激に重症化することもありますので、熱中症になったときは、適切な応急処置が重要です。

程度

症状

対処方法

重症度1. めまい、立ちくらみなど体に異常があったとき
◆筋肉のこむら返りがある(痛い)
◆汗を拭いても拭いても出てくる
1. まず、涼しい場所に行き、衣服(衣類)をゆるめる
2. 体などに水をかけたり、濡れタオルをあててあおぐなどして体を冷やす
(太い血管のある脇の下、首、足の付け根・股の間を冷やす)
3. 水分、塩分を補給する(スポーツドリンク、濃度0.1~0.2の食塩水など)
重症度2. 頭ががんがんする(頭痛)
◆吐き気がする・吐く
◆体がだるい(倦怠感)
1. まず、涼しい場所に行き、衣服(衣類)をゆるめる
2. 体などに水をかけたり、濡れタオルをあててあおぐなどして体を冷やす
3. 足を高くして休む
4. 水分、塩分を補給する
※自分で水分、塩分を補給できなければすぐに病院へ
重症度3. 意識がない
◆体がひきつる(けいれん)
◆呼びかけに対し、返事がおかしい
◆まっすぐに歩けない、走れない
◆体温が高い
1.すぐに救急隊を要請する
2.救急隊が来るまでに涼しい場所に行き、衣服(衣類)をゆるめる
3.体などに水をかけたり、濡れタオルをあててあおぐなどして体を冷やす

 

 救急車を呼ぶか迷ったときは

「救急車を読んだ方がよい?」
「すぐに病院に行った方がよい?」
☆迷ったときは「♯7119」へお電話を!

 (東京消防庁救急相談センター)(外部サイトへリンク)

ポスター・リーフレット(環境省)

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