区政最前線～区長室から～平成30年9月

まちづくりの主役は区民一人ひとり

本区では、長期的な展望に立って総合的かつ計画的に行政運営を行うために江東区長期計画を策定しています。
今の江東区長期計画は、私が区長に就任した後に策定したものですが、平成31年度で10年の計画期間が終了します。この間、人口の急増に伴う保育所や学校等の公共施設の整備をはじめ、高齢社会への対応、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への準備、さらには行財政改革など、様々な課題に対応してまいりました。おかげさまで、本区の世論調査では江東区に住み続けたいと思う方が9割を超えており、取り組みのご評価をいただいているものと認識しております。
今年度、平成32年度から始まる新たな長期計画の策定に向け準備を進めていますが、今後10年間の江東区政の羅針盤になる重要な計画です。このため、区民の皆様から区政に対するご意見やアイディアを伺うため、区民会議を開催いたします。
初回の区民会議は、「江東ワールドカフェ」と銘打ち、カフェのようなリラックスした雰囲気の中で本区の魅力や未来のまちづくりについて自由に話し合っていただく集いを10月に開催いたします。ぜひご参加いただき、身近な生活の視点から江東区への思いやご意見をお聞かせください。
まちづくりの主役は区民一人ひとりです。区民会議に参加していただくことは、計画に区民ニーズやご意見を反映するために有効であるばかりでなく、自分の暮らす地域に関心を持っていただき、住民と行政の協働によるまちづくりにも有意義と考えています。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。